創作について

妊婦さんの描き方と簡単知識

もし妊婦さんを作品に登場させる、しかもちょっとだけ、という方がいらしたらこの記事を参考にしてみてください。描き方はネットに沢山ありますが、一般的な妊婦さんの過ごし方や実態など簡単に理解できるようにまとめてみました。

実際に出産をした経験から、記憶を思い起こしながらお伝えできたらと思います。

妊娠・出産予備知識

妊娠期間は約10ヵ月(40週)

昔から十月十日といいますが、その通りだいたい10ヵ月間が妊娠期間になります。実際は〇〇週と数えます。

月経がこないなと思ったら、薬局で売っている妊娠検査薬を購入して自宅で検査(検査キットに尿をかけるだけ)、発覚が一般的です。その後婦人科・産婦人科で初受診という流れです。
最後の月経から逆算して妊娠期間を算出します。3ヵ月、遅くとも4ヵ月で発覚することが一般的です。
妊娠期間中~出産~授乳期間中まで月経はありません。

母子手帳

妊娠発覚後、支援センターへ行き母子手帳を発行します。市によってデザインがバラバラです。描く場合は適当で大丈夫です。
一緒に妊婦検診の補助券を貰います。妊婦の検診は本来は保険適用外ですが、この補助券を出せば実質タダになります。(市の税金で支払われる)

仕事

だいたい妊娠8ヵ月~出産ギリギリまで働いて退職か育児休暇を取り休職します。
産後2、3ヵ月に復帰する人もいれば、最長2年間育休後復帰、2人目を妊娠して更に育休など様々です。

食べてはいけないもの

妊娠中、生魚や生肉などの生ものは食べてはいけません。アルコールももちろんダメです。
妊婦さんが何か食べるシーンでは、生ものとアルコールは避けましょう。

出産のタイミング

最初の受診で出産予定日を言われますが、その日に産まれるとは限りません。
予定日2週間前に産まれたり、予定日1週間後に産まれる場合もあります。

以下のどれか一つでも当てはまったら即受診、出産になります。

  • 出血
  • 破水(たくさん水が出た)
  • 陣痛(10分周期で腹痛あり)

私は予定日0時過ぎに一気に全部きました。

妊婦さんはこんな感じに描けばOK

  • お腹だけ大きく描けば妊婦感がでます。全部太めに描くとふくよかなだけになります。
  • 産後の忙しさを見越して散髪する妊婦さんが多いです。
  • 緊急手術の可能性を兼ねて金属類は身に着けません。術中は電気メスを使用するので感電防止のため。
  • 転ばないように、ぺたんこ靴を履きます
  • 緊急時に備えて母子手帳と診察券は肌身離さず持ち歩きます。
  • マタニティマークもぶら下げる(ストラップ式)

妊婦さんの服装

お腹が出る時期

妊娠4,5ヵ月から徐々にふくらんでいきます。しかし、服の上からだと分かりづらいです。
目に見えて分かるのは妊娠7か月ごろから。エンタメ作品に出てくる妊婦さんは妊娠7ヵ月以降だと思っておけばよいです。

妊娠帯

お腹がふくらむと腰痛になる妊婦さん多数です。少しでも楽になるようにする妊娠帯があります。(約3,000円)
腰とお腹が固定されて動きやすくなります。お腹に直接帯を巻いてその上に服を着ます。
夏は汗ばむので付けていられないかと思います・・・

マタニティーウェア

ベビー用品店に売っています。ウエストがすごく大きい服と思っていただいて大丈夫です。スカートはもちろん、パンツ、レギンスなどあります。

授乳の準備のために、胸が大きくなっていきます。普通のブラジャーはきついので、マタニティブラをつけます。スポーツブラみたいなものです。ホックがないので楽です。
つける時期は、ブラジャーがきつくなった頃なので、妊娠中期~後期

38週を迎えた妊婦は動け


妊婦さんには重いものを持たせない、安静にさせるといいますが、これは腹圧がかかり流産のリスクがあるからです。
妊娠36週後は臨月に入り、37週からはいつ産まれてもいい状態になります。この時期から病院側は妊婦さんにたくさん動いて、床掃除して、階段上り下りしてなど言われます。
人によってはマタニティビクス、ヨガ、スイミングに通います。
運動は陣痛を促進するのだそうです。だんだん胎児が下に降りていきます。

妊婦さんのここがつらい

つわり

意味もなく気持ち悪さを感じるのがつわりです。妊娠初期~安定期(5ヵ月)にあります。
個人差が非常に激しいです。私はつわりがありませんでした。母はみそ汁の匂いで気持ち悪くなったそうです。
気持ち悪くて食欲がなくなり体重が減る人、逆に食べないと気持ち悪くなる食べづわりの人もいます。

お腹がすぐ張る

妊娠8ヵ月くらいには、すぐにお腹が張ります。少し歩いただけで張ります。
この張りがすごく嫌なかんじでした。例えるなら、ふくらました風船が勝手にさらにふくらもうとしている感覚です。割れそうで嫌なかんじです。

体重増加は10キロまで

8㎏までという病院もあります。2人分食べる時代はとうに過ぎ去りました。
体重を10㎏を超えると妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、腰痛の危険性があるそうです。

私は14㎏増加してしまって、産前は人生の中で一番運動しました。これが一番つらかった……
太るな、でも栄養は摂れ、ってキツい……

仰向き、うつ伏せで寝ることができない

お腹が出た状態で仰向けで寝ると苦しいです。うつ伏せは、赤ちゃんを潰すわけにはいかないので論外。
結果、横向きしか選択肢がありません。

トイレが近い、夜中に目が覚める

胎児が大きくなるにつれて膀胱が圧迫、頻尿になります。便秘にもなりやすいです。
身体が授乳の準備に入るかのように、しだいに夜中寝ていても一度は目が覚めていきます。

小ネタ

男女の見分け方


俗説ですが、お腹の出る具合で男女を見分けることができるそうです。

男の子

前に突き出るかたちになります。

女の子

横に広がるようにお腹が出ます。

私は男の子を出産しましたが、前に突き出るかようにお腹が出ました。

お腹の中からあっ動いた!は理想

よく妊婦さんがお腹をさすって「赤ちゃんが蹴った」というシーンを見ました。今はどうか謎ですが。。
あれは幻想でした。実際は、ぐにょぐにょだったり、ボコッと蹴られたりして地味に痛かったりします。
まあこれは個人差ありです。

さいごに

初産婦をベースに書きましたが、経産婦(出産経験のある妊婦さん)は下の子もいるので安静な生活は無理です。普通に重い物は持つし、パッと産んでパッと生活に戻ります。
中には長く入院したり、切迫早産になったりとトラブルはまちまちです。
妊娠期間は胎児第一の生活で大変でしたが、出産後を考えるとそれは始まりでしかありませんでしたね。
しかし、妊娠とは生命の神秘の感じます。最初はミジンコみたいだったのに、最後は赤子ですからすごいです。
少しでも参考になりましたら幸いです。