創作について

〆切を確実に守る心の持ち方

締め切りとは創作をする上で必ずついてまわるものです。質はもちろん大事ですが、納期を守ることは相手から信頼を得るためにももっとも必要なことです。提出は早ければ早いほど喜ばれます。
しかし、この期限を守るために身を切るように、まるで一夜漬けをするように苦しみながら作業に没頭する人は少なくないと思います。私も締め切りギリギリまで作業を必死にすること多数です。

しかし、どうせなら身体に無理なく計画的に納期を守りたい。
そのための日々の考え方など書いていこうと思います。

なぜ締め切りを守れないのか

例えば、同人誌即売会にサークル参加することになったとします。この場合だと即売会当日が締め切り日になります。この日に自分の作品を販売できるようにせっせと準備することになります。

イベント申し込みは当日から2、3ヶ月前〜半年とさまざまですが、準備期間は数ヶ月単位にあります。
多くの人が、まだまだ時間に余裕があるからと最初の数ヶ月は何もせずに過ごします。当日まで1、2ヶ月切り出しだした段階で焦って作業を開始します。そして印刷所に出せるギリギリの時間までセカセカと作業に苦しめられるのです。実際に原稿を落とす人もチラホラいます。

この締め切りに悩まされつつも同じことを繰り返してしまう私たち。なぜでしょう。

  • 納期ギリギリの時期に描いた絵が一番上手いから
  • 納期ギリギリまでレベルの高い作品を模索したいから
  • ギリギリの作業により自分に神が降りてくるような快感を得られるから
  • 苦しいほど脱稿した時の達成感がすごいから

と、描き手の言い分は色々あります。
しかし、上記のものは麻薬依存症とそう変わらない気がします。締め切り間近の作業は頭が興奮状態になります。創作は魂を削って作り上げるものだとも聞きますが、締め切り間近に見られる身の削り方は心身共に非常に悪いものです。

では、ギリギリの心境にならないためにはどうすればいいのか。

〆切を確実に守る心の持ち方

毎日創作をルーティン化する

いきなり難しいことを言いますが、毎日創作活動をすることで、作業への敷居を下げられます。
なかなかやる気のでない作業。なぜやる気がでないのかというと、慣れていないからです。同じことを毎日していれば当たり前のものになります。やることが増えたとしても作業内容はいつもと同じ。一定のテンションで淡々と作業することは身体に負担がかかりません。
毎日していることなのでレベルも安定しています。

早々に取り掛かる

私はたまに大学時代の後輩のサークルにお邪魔して合同本に参加しています。(コミティアで販売しています。)
いつも描く漫画のお題を決めて各々作業に取り掛かります。
最初はアイデアを膨らませたりしてワクワクした気持ちになるのですが、数日経てば気持ちは冷めてそのまま。締め切り日が近づいてきて慌ててネームを切り出していました。

どんな感情も、時間が経てば薄れていくのです。そうなる前に早々にネームに取り掛かった方がいいのです。
少しでも始めればだんだん止まらなくなります。感情は冷めるのも早いですが、熱するのも早いのです。

自分の作業スピードを客観視する

締め切りを確実に守るためには、結局なるべく早く作業に着手することになります。
当たり前のことですが、これができなくて後々私たちは苦労する羽目になります。わかっているのに。

なぜか私たちは、自分のことを想像以上にできる人物と思いがちです。こんな作業、1日あれば大丈夫だろうなどと、つい高を括ってしまうのです。そして想像以上に作業ペースの遅さを実感するのです。

自分は自分で思っている以上に作業は早くないのです。思った以上に余裕ある時間が必要です。
タイマーで計ってみると客観視する材料になります。
時間を使うこととは、自分を知っているありきから考えることができるのだと思います。

さいごに

納期を守るために睡眠時間を削ることもありますが、体に悪いですね。翌日はなかなか頭も動きません。
淡々とした同じ生活を続けながら、できる限りの作業をこなしていくことが無理のない過ごし方なのかなと思います。
できるだけ以前の二の舞にならないように改善していきたい次第です。