創作について

気を抜いて描く

気を張って頑張って描いた絵ほど、ネットに上げてもなかなか伸びないものです。
逆に、気を抜いて適当に描いた絵が評判になるのは絵描きあるあるだと思います。

それならば、常に気を抜いて描くべきではと思うのですが、つい力が入ってしまうものです。

以前に似た記事を描きましたが、最近同じ穴にはまっています。

絵は描きすぎるとぎこちなく、逆に変に見えてしまいます。ある程度手を抜いていいのです。
しかし、きっちり描かなくていいのに描いてしまう。つい張り切ってしまう。どうすればいいのでしょう。

たくさん絵を描いて慣らす

究極、これに尽きると思います。
絵は「入り」と「抜き」の差が激しいほど魅力的に見えます。
描く頻度が低いとこの加減がいまいち分かりません。数をこなしていけば、力を入れるべきところ、抜くべきところが少しずつ見えていくのでしょう。

毎日描く

毎日のように絵を描くと、描くことが日常化していく。食事をするように絵を描く。それが慣れにつながり、緊張をほぐしていけるのではと思います。一日でも怠ると、その感覚が薄れてしまう。だから毎日描く。
大変なことですが、効果は絶大だなと思います。

仕事で描く

そしてできるだけ仕事として数をこなすことが上達への近道になります。
自分の作品として絵を描くから無駄に力んでしまうのであって、依頼を受けての仕事なら一歩引いて冷静に取り組めるのではと思います。
私は以前ポスターデザインやWebデザインの仕事をいくつかしましたが、自分のことは二の次で打ち込んでいました。参考デザインを沢山探すので、アイデアの引き出しは増え、技術も少し上がりました。相手のためにものを作り出すことは大変ですが、とても身になります。

自分を見せながら自分を出さない

矛盾していることを言っていると思います。
アート作品は自分の世界観を表現です。自分を全面に出します。世間の評価を気にしなければ、そのまま思うがままで良いのでしょうが、ほとんどは多くの人から評価してほしいと思っているものです。でなければ、こんなにハウツー本や動画が出回ることはありません。
つまり、自分の世界観を見せつつも傍から見て魅力的に見せるベールを被せます。脚色に自分は入りません。
構想の段階は描きたいもの、自分が出したいものを考える。描き出せば、あとはひたすら客観的視点での作業に徹すればよいのかなと思います。

神がかった作品とは、何かの力によって出来上がったものである、ということはよくあることだと思います。
そういう状況になる時は、だいたいリラックスしている時、気を抜いている時にくるものです。

さいごに

力の入り抜きができるようになると、制作時間の短縮にもなります。
きっと、試行錯誤の末にできることだと思います。自分はまだまだその域に達していないので、ただ毎日続けるだけです。
「集中」とは良いことのように思えますが、視野が狭くなるから良いものではないとかどこかの本で読んだことがあります。できれば常に平静で作業した方が、変に凝らなくてもよくなるのでしょう。集中すると顔と画面の距離も近くなり、目にもよくありません。
意識して気を抜いていきましょう。