創作について

洋菓子店:ディスプレイデザインのコツ

素敵なケーキ屋さんは、素敵なディスプレイをしています。描いてみたいと思ってしまいます。しかし、いざ洋菓子店を描こうと思うと、どこから手をつければいいのか悩みます。

どのようにディスプレイデザインをすればいいのか、コツをご紹介します。イラストに活かすことができるならば幸いです。

お店の概要を決める

テーマ

どんな雰囲気のお店にするか決めます。
現実の洋菓子店のコンセプト案だと、チョコレートが売りだとか、カラフルなアイシングクッキー、安心して食べられる材料を提供、などあります。
ここではどんなテイストの内装デザインがいいか決めるのみです。
ナチュラル・シック・北欧・和風・レトロ・・・色々あります。
先に内装のテーマを決めるとあとがスムーズかと思います。

ターゲット層

別に決めなくてもいいのですが、お客さんの作画をする際に悩まずに済みます。ターゲット層を中心に描けばいいので。
ファミリー向きならキャラものの可愛い動物ケーキが並び、ビジネス向きなら伝統的な高級ケーキ、と商品が連想できます。

カラー


お店の色合いを決めます。もし先に内装テーマを決めていれば、それに沿うようなカラーリングになります。
ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーを決めます。
大半を占めるベースの色を決め、それを映えさせるような配色をしていきます。
こうした色の決め方は、ファッションやWEBデザイン、なんでも当てはまります。
色見本の書籍を見ながらだとやりやすいです。たくさんの種類が出版されているので、好みに思ったもので大丈夫です。1冊あると便利です。

面積

だいたいのお店の広さを決めておくと、ディスプレイをどの程度で済ませるか判断材料になります。
現実の話になると、狭い物件しか決められない、謎のデッドスペースがあるなど制約が付きものです。
創作は好きに設定できるので、だいたいこの広さというかんじで。
立地が都会の設定ならば狭くなり、地方になると広めになります。

レジ側の実態

店員さんが立つレジ側ですが、一番目に入るのがレジスター。レジスターかタブレットにするかも決めておいた方がいいかもしれません。ノスタルジー重視ならレジスター、未来感重視ならタブレットでしょうか。
実際にレジ側は最小限の文具や書類を置いている程度です。
奥の壁に手提げ袋やケーキ箱、ラッピング用のリボンが鎮座するお店が多いのではと思います。むき出しにするか、棚にしまっておくかは描き手しだい。

洋菓子のディスプレイ

ショーケース・洋菓子の種類

2段か3段のショーケースが主流です。前方が斜めに傾斜したデザインが多いです。
垂直よりも斜めに段差をつけて商品を陳列した方が映えやすいです。

斜めに陳列

少しでも細長い商品は斜めに置きましょう。斜め is オシャレ。

積み上げる

平面よりも、立体的に積み上げると映えます。
箱もの、焼き菓子、マカロンなど潰れないものは積み上げてみましょう。

小物を添える

フェイクフルーツやドライフラワー、木の実などの小物を添えるとおしゃれ度が増します。
商品だけ陳列して物足りなさを感じたら、何か飾りものでも置いてみましょう。

お皿のデザインに凝る

絵画を展示する際に額縁ひとつで印象が変わるように、菓子もお皿のデザインひとつでガラリと変わります。
ケーキの白い皿は丸か・四角か、素材は陶器か・銀か、装飾はどうするか、いろいろ遊んでみましょう。

カゴに入れる、引き出しに入れる


小分けされて販売される焼き菓子は、そのままテーブルに陳列するよりも、ギュッと1箇所に集めた方が見映えします。
ワイヤー製のカゴに入れる、木製の引き出しを足して中に入れてみる。工夫しがいがあります。

さいごに

実際の洋菓子店に行ってみる、画像を見るだけでも参考になります。限られたスペースの中で、いかに見映えよく沢山商品を配置しているか工夫の跡が垣間見えます。

小物が好きな方はディスプレイ力があると思います。このディスプレイ、とても素敵に思うけれどどうしてだろう?と考える癖を持つとさらに能力が向上するでしょう。
お店の店内を描きたいと思う方は、最初から描きたいビジョンを持っていると思いますが、補足できましたら幸いです。